「サウンドコントローラー」として開発されたオリジナル・ネックジョイント
特許第5879135号
(PATENT NUMBER)
このシステムは、ネックとボディの接合部分に日本古来の建築技法である
蟻溝(ありみぞ)の形状加工を施し、ボルト一本の締め付けで必要な強度を得つつも、
トルクマネージメント*を容易に行える「サウンドコントロールシステム」として実現したものです。
*トルクマネージメント
楽器本体に取り付けられているパーツ及びネジの締め付け具合によって音の微調整を行う方法です。
F.C.G.R.のギター&ベースは全てトルクマネージメントを行った上で出荷しております。
従来、エレキギター、ベースにおいて
「生鳴り」によるサウンドの違いを一本の楽器だけではカバーすることはできず、
「楽器そのものを持ち替える」という方法しかありませんでしたが、
このシステムによって「楽器を持ち替えることなく」気軽に
サウンドキャラクターを変えることが可能になります。
2016年2月にはその独自性が認められ、特許を取得するにいたりました。
加工工程においては、木材の膨張・収縮を見極めながら、
ネックとボディそれぞれの設置する面が高い精度で接合されていることが必要不可欠であり、
そこには熟練職人の高度な技術が反映されております。
Sound Sample
Installed Products
Hydra Series
Rhino Series
Dulake Series